海外で人気が高い昭和シェル
昭和シェル石油は20年以上にわたって太陽電池事業とその研究開発に携わってきた唯一の石油会社です。会社名を昭和シェルソーラー(株)からソーラーフロンティア(株)に2010年4月から変更したことで、今後も太陽光発電事業をさらに強化していくであろう意気込みが伝わってきます。
太陽光発電の4大メーカーと、このカテゴリで紹介します昭和シェル、ホンダソルテックのいちばんの違いは、システムに採用している太陽電池の種類にあります。
これまで普及してきた太陽光発電は、結晶シリコン型の太陽電池なのですが、昭和シェル石油やホンダソルテックのシステムではCIGS型の薄型太陽電池です。
CIGS型の薄型太陽電池は、銅(Cu)・インジウム(In)・ガリウム(Ga)・セレン(Se)からなるカルコパイライト型と呼ばれる結晶構造をもつ半導体材料Cu(In,Ga)Se2の薄膜で構成される太陽電池のことで、ソーラーフロンティア(株)では「CIS太陽電池」として、ガリウム(Ga)が抜けた表記が使われています。
CIS太陽電池の特徴は、結晶シリコン系の太陽電池に比べて製造コストが低く、エネルギー回収年数が短くて済みます。
その上、理論値ではシリコン系の太陽電池を上回る発電効率が期待できるので、今後の研究開発によっては今以上のローコスト化、高効率な発電が実現されていくでしょう。
またCIS太陽電池は、家庭用の太陽光発電システム以外にも、曲面への設置やモバイル機器への電気供給についても大きな期待が寄せられています。
住宅用の太陽電池としては、シリコン系の太陽電池だと、影などの影響で発電できないセルがモジュール内にあると、モジュール全体の発電が絶たれてしまうのですが、CIS型の太陽電池では影で出力が低下することはあっても、モジュール全体で発電しなくなるということがありません。
また昭和シェルのCISはモジュール一枚当たりの電圧が高いため最低3枚で1回路を構成することも可能です。
シリコン系にはない高い能力がCIS太陽電池には潜在しています。
みんながあまり導入していない太陽電池に興味がある方は見積もりをとってみると良いでしょう。
なお昭和シェルの太陽光発電では、希望される方を対象に、電池モジュール、パワーコンディショナー、昇圧接続ユニットに不具合が生じた場合、また太陽電池モジュールの出力が公称最大出力の公差範囲内の最小許容値に対して10%以上低下した場合、無償修理・交換を10年保証しています。
ただしこの10年保証を受けるには、メーカーの有償点検(設置後1、5、9年目)を受けることが前提となります。
10年保証というのは、基本的に定期点検が実施されているから出来ることです。
有償点検というのが気になる方もいるでしょうが、車険などを考えると分かる通り、きちんとお金を払ってプロの点検を受けられるということは、きっと大きな安心に繋がると思われます また、ソーラーフロンティア(昭和シェル)災害補償制度に加入している販売店でお買い上げ、設置した場合に限り、台風や落雷などの自然災害で、太陽光発電システムの修理が必要な場合、工事完了日から10年間、最大200万円までの修理代金が補償されます。